こちらのページではGoogle広告費の勘定科目と仕訳方法についてご説明します。なお、元々はGoogle AdWordsというサービス名称だったのですが、2018年7月24日よりGoogle広告という名称に変わりました。
<目次>
1.Google広告費(AdWords)の勘定科目と仕訳方法
1-1.Google広告費を前払いした場合の勘定科目と仕訳方法
1-2.Google広告費を後払いした場合の勘定科目と仕訳方法
1.Google広告費(AdWords)の勘定科目と仕訳方法
Google広告の場合、広告費が発生する前に入金する方法と広告費が発生した後に入金する方法の二種類があります。
1-1.Google広告費を前払いした場合の勘定科目と仕訳方法
5月5日にクレジットカードで10万円をGoogle広告に支払い、5月の広告費は7万円、6月10日にクレジットカードの引き落としがおこなわれた場合の仕訳は以下のとおりです。
日付 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|---|
5月5日 | 前払費用 | 100,000 | 未払金 | 100,000 |
5月31日 | 広告宣伝費 | 70,000 | 前払費用 | 70,000 |
6月10日 | 未払金 | 100,000 | 普通預金 | 100,000 |
1-2.Google広告費を後払いした場合の勘定科目と仕訳方法
6月分の広告費が4万円で、7月1日に請求され、8月10日にクレジットカードの引き落としがおこなわれた場合の仕訳は以下のとおりです。
日付 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|---|
6月30日 | 広告宣伝費 | 40,000 | 未払金※1 | 40,000 |
7月1日 | 未払金※1 | 40,000 | 未払金※2 | 40,000 |
8月10日 | 未払金※2 | 40,000 | 普通預金 | 40,000 |
※1はGoogleに対する未払金
※2はクレジットカード会社に対する未払金