CMSとはContents Management Systemの略で、コーディングの知識がない方でもWebサイトの運営・管理ができるツールのことです。こちらのページではCMSを利用してホームページを作成した場合の費用の勘定科目と仕訳方法についてご説明します。WordPressやあきばれホームページなどのCMSを利用してホームページを作成した方はご参考にしてください。
<目次>
1.CMSでホームページを作成した場合の費用の勘定科目
ホームページは内容が頻繁に更新されるため、ホームページ作成費用は損金として取扱います。ただし、ホームページの内容が更新されないまま1年経過する場合はホームページ作成費用を使用期間に応じて償却します。また、オンラインショップのようにプログラムの作成費用が制作費用に含まれている場合はプログラムの作成費用に相当する金額を無形減価償却資産として耐用年数5年で償却します。
CMSでホームページを作成した場合、制作費を「広告宣伝費」の勘定科目で経費計上するのが一般的です。CMSにオンラインショッピング機能などが含まれているのであれば無形減価償却資産として償却する場合がありますが、コンテンツの編集機能だけであれば一括して費用処理して問題ないと思います。
2.CMSでホームページを作成した場合の仕訳方法
CMSの初期設定費用が50,000円で、口座引き落としで支払った場合の仕訳は以下のとおりです。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
広告宣伝費 | 50,000 | 普通預金 | 50,000 |